MIT

made in tokyo

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メガネ

sakai

文化服装学院 技術専攻科卒

サンプル縫製
TV,CM,映画衣装製作

アパレル生産管理

プレタポルテ縫製工場

同工場にて技術責任者に就任

コレクションブランドアトリエ勤務

サンプル縫製の時代は、1日2〜3型のサンプルを縫っていました。 毎日朝早くから終電まで、休みもほとんどなく、 年間で500~600型ぐらい縫っていたと思います。 当時はそんな環境が当たり前だったし、平気でやれていました。 むしろ楽しんでいたと記憶しています。 沢山の型紙や、仕様や、生地を知り。今の自分の根底にあるのは、 その時代に築いた事は間違いありません。 当時、勤めていたその会社は下北沢にありまして、 終電で帰るとお酒を飲んで帰る方達と時間が一緒になってしまい、 流石に羨ましいと思うこともありました。

生産管理の時代は、SPA全盛期で常に原価率との戦いでした。 当時はそのノウハウに対して未成熟な会社にもSPAが広まり、 まさにその一つに自分もいました。 国内生産の担当でしたが、工場からの悲鳴をききなら、 毎日が綱渡りで国内生産の衰退を目の当たりにしました。

プレタの縫製工場に入り、自分の技術と知識がプレタでも通じるという感触を得た頃、 企画室という技術的な部署の長になることができました. その後下請け工場さんへの技術指導やメーカーさんへの仕様提案などなど、 CADや生産管理や社内のスケジュール、工場全体を管理しました. 難しい案件は自分で縫製していましたし、 時折皇室のお仕事もさせていただきました。 他社同業者や取引先など周りの方達に本当に恵まれたおかげで今の自分があると思います。 現在はその工場を離れコレクションブランドのアトリエにて勤務しております。 元来、東京で縫製業をしてきましたので、 サイト名を made in tokyo 略してMITとしました。 made in tokyo というカテゴリーを確立して、 日本と世界に向けて発信して行きます。